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CSRへの取り組み

社長メッセージ

皆様のゆるぎない信頼をいただき、持続的成長を実現する「強い丸紅」を目指します

代表取締役社長 朝田 照男

代表取締役社長 朝田 照男

 本年3月に発生した東日本大震災で亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 この震災は、日本にとって戦後最大の危機であると認識しています。日本がこの苦難を克服し、再び未来へ踏み出すため、丸紅グループは、総合商社の総合力を発揮し、被災者の救援と被災地の復興に最大限の協力と支援を行っていく所存です。

 世界経済は、米国の景気改善が、新興国やその他の先進国経済に好影響を与えるという期待から、大幅な景気低迷への懸念は徐々に和らいでいると感じています。しかし、今回の震災が日本の産業界に与えた影響は甚大であり、回復基調にあった日本経済は不確実性が高まり、短期的には大幅な後退が避けられない状況です。
また、中国を中心としたアジア各国の金融引き締め、中近東・北アフリカなどにおける騒乱、欧州のソブリンリスク、資源価格の高騰など、世界経済にもまだ不安定要素が残っています。

 このような中、丸紅グループでは、2010年度にスタートした3カ年の中期経営計画「SG-12」(SG Dash Twelve)において、すべてのステークホルダーの皆様の「期待を超えるパートナー」として、持続的成長、すなわちSG(Sustainable Growth)を達成できる「強い丸紅」を目指しています。そしてその実現には、社会的責任への積極的な取組みが不可欠です。

 この「SG-12」では、金属資源やエネルギー資源の供給、水や電力を始めとする社会インフラの整備、植林やクリーンエネルギーなどの環境ビジネス、穀物・食品や生活関連商品の安定供給に当社の経営資源を重点的に配分しております。
 これらの商社の本業とも言える活動そのものが、当社のCSRの重要領域であると認識しています。なぜなら、これらのビジネスは、福祉施設・団体に対する助成事業などの社会貢献活動と同様に、安定した豊かな社会の構築に寄与するものと考えているからです。

 また、この責任を長期的な視点で果たしていくための基礎となる人材の育成を図るため、私自らが議長となるHR(Human Resources)戦略会議を設置し、人材戦略の強化に取組んでおります。具体的には、次世代を担う若手社員を対象として、20歳代で必ず海外経験をさせる、あるいはさまざまな部署での現場経験をさせることで、世界で起きている多種多様な問題を自分自身で考え、正しい判断ができるグローバルな視野をもった人材の育成に注力しております。

 いうまでもなく、総合商社の全ての活動の原点は、ステークホルダーの皆様からの信頼です。丸紅グループは、現在のような先行き不透明な時代においても、これまでと変わりなく、社会に役立つ企業としてのこころざしを持ち、皆様のゆるぎない信頼をいただくことで、持続的成長を続けてまいります。 

                                                           2011年6月

社長メッセージ
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