環境への取り組み

丸紅グループにおける環境への取り組み

環境目標の設定

丸紅では、期初に「環境 計画・点検シート」を用いて、それぞれのグループ特有の環境リスク管理、丸紅グループ会社管理、環境ビジネス推進、省エネ・省資源などの課題を抽出し、グループごとに環境目標を設定して活動しています。

環境への取り組み検証

点検

期初に各グループが定めた計画について、毎年9月と2月に「環境 計画・点検シート」を用いて、計画に対する進捗状況を自主点検しています。

監査

内部監査員が、丸紅や統合認証事業会社を対象に、毎年環境監査を実施しています。
さらに、ISO14001の認証・登録機関であるLloyd's Register Quality Assurance Limited(LRQA)社による審査を受けています。
2017年3月期は、環境マネジメントシステムに関して、LRQA社による重大な不適合についての指摘はありませんでした。

環境関連法令の順守

環境関連法令を順守するため、各部署が順守すべき法規制や規範・規程などをリストアップし、定期的に見直しを行っています。
なかでも「廃棄物処理および清掃に関する法律」に関しては、2017年3月期、丸紅102部署、丸紅グループ会社115社を対象に順守状況のチェックを行いました。
さらに、役員・社員・派遣社員を対象に「廃棄物処理法e-Learning研修」を実施するとともに、東京本社ならびに国内主要拠点(大阪支社、名古屋支社、北海道支社、九州支社)で、外部の専門家を招いて廃棄物処理法セミナーを開催、丸紅グループ会社の関係者も含め計542名が受講しました。この他、グループ別でも、より実務的な研修を行っています。
これらの施策等により、丸紅では、2017年3月期は、環境関連法規制に違反した重大な事例はありませんでした。

環境に関する教育・研修

環境に対する意識向上のために社員教育を行っています。2017年3月期も役員・社員および派遣社員を対象とした「CSR・地球環境e-Learning研修」を実施し、約3,000名の役員・社員が受講しました。また、新入社員に対する環境研修のほか、「環境担当者e-Learning研修」、「ISO14001内部環境監査員研修」を実施しています。さらに環境マネジメントシステムの実施・運用で指導的な役割を果たす社員には、外部研修機関による「ISO環境審査員養成研修」を受講させています。

2017年3月期に実施した環境に関する研修/セミナー

研修/セミナー 参加人数
ISO14001内部環境監査員研修(東京・大阪) 47名
廃棄物処理法セミナー(東京・大阪・名古屋・北海道・九州) 542名
CSR・地球環境研修(e-Learning研修)※ 2,663名
廃棄物処理法研修(e-Learning研修)※ 3,040名
グループ別廃棄物処理法研修 115名

投融資や開発プロジェクトの環境評価

事業への投融資や開発プロジェクト案件を進めるにあたって、環境関連法令に違反していないか、事故などの緊急事態の発生時に環境に悪影響を及ぼす可能性はないかなどを、「案件環境評価シート」を用いてチェックし、決裁を行う際の可否判断の一つとしています。
チェックの結果、環境影響が懸念される案件については、フォローアップ調査の対象とし、懸念が払拭されるまでフォローを行っています。2017年3月期は資源・電力開発、食料の生産・物流、不動産開発など、環境リスクのある73件の案件について環境評価を行いました。

2017年3月期 要因別案件環境評価件数

大気汚染 28
水質汚染 32
土壌汚染 37
騒音・振動 37
悪臭 8
廃棄物増加 24
天然資源の枯渇 7
地球温暖化 21
生物多様性 1
その他 2
合計 197

2017年3月期は資源・電力開発、食料の生産・物流、不動産開発等、環境リスクのある73件の案件について環境評価を行いました。

(合計件数については、要因の指摘がなかった案件および1案件で複数の要因を指摘されたケースもあり、案件環境評価の総数73件とは一致しません)

丸紅グループ会社における環境配慮の促進

丸紅グループ会社における環境負荷の低減を図るため、丸紅グループ会社に対しても『丸紅グループ環境方針』に基づく環境保全活動への理解・協力を要請しています。また、ISO14001の導入状況、緊急事態への対策、環境管理体制のチェックなども行っています。
さらに、環境関連法令の順守や緊急事態への適切な対応を要請しています。

事業会社環境関連情報調査

年1回アンケート形式で環境に関する調査を行っています。
事業活動で環境に影響を与える要素があるか、適用される環境関連法規制は何か、緊急事態の対応策を策定しているか、環境問題が発生していないかなどを細かく点検し、丸紅グループ全体での環境負荷低減を目指しています。

ISO14001の認証を取得していない丸紅グループ会社への訪問調査

  • 日清丸紅飼料(株)鹿児島工場の訪問調査(2012年3月期)日清丸紅飼料(株)鹿児島工場の訪問調査(2012年3月期)

国内の丸紅グループ会社のうち環境に与える影響・負荷が高いと想定される事業会社を抽出し、訪問調査を実施しています。当該訪問調査では、第三者機関LRQA社の調査員と丸紅の社員が工場やオフィスを訪問し、環境法令の順守体制や環境リスクへの対応状況等のチェックを行います。2017年3月期は国内外の22社29拠点を調査しました。その結果、すべての調査対象会社において、環境に影響を与えるような重大な問題はありませんでした。今後も丸紅グループ全体での環境管理体制を強化していきます。

省エネ・省資源・廃棄物削減活動

丸紅は、「省エネ・省資源・廃棄物削減の実施」に関し、目標数値を設定しています。目標数値および2017年3月期の実績は以下の通りです。

2021年3月期までの目標設定

2021年3月期目標数値 2017年3月期実績
(1)東京本社・大阪支社のエネルギー
(電気およびガス)使用量
2010年3月期比 10.5%削減 2010年3月期比 57.7%減
(2)東京本社の廃棄物排出量 2011年3月期比 30%減 2011年3月期比 77.1%減
(3)東京本社での廃棄物のリサイクル率 90%以上 93.0%
(4)東京本社での水道使用量 2011年3月期比 3%減 2011年3月期比 54.2%減

ポスト京都議定書目標

日本貿易会は、日本経団連が提唱する低炭素社会実行計画(ポスト京都議定書目標)に参加しており、丸紅は、日本貿易会の一員として、東京本社および大阪支社での2021年3月期のエネルギー使用量(電気、ガス)を2010年3月期比10.5%削減する独自の目標を設定して省エネ設備の導入等に取り組んでいます。

輸送時の環境負荷

省エネ法に対応し、輸送の環境負荷削減に取り組んでいます。丸紅の輸送に伴う負荷の実績は以下の通りです。
今後も出荷指図時の積載効率向上、省エネ車利用、効率的なモーダルシフトなどを推進していきます。

年度 輸送量
(千トンキロ)
CO2排出量(t-CO2 原単位
(原油換算kl/千トンキロ)
2011年3月期 354,701 18,700 0.0197
2012年3月期 388,334 20,357 0.0196
2013年3月期 516,623 25,187 0.0181
2014年3月期 498,433 24,003 0.0179
2015年3月期 476,147 23,872 0.0186
2016年3月期 421,077 19,714 0.0173
2017年3月期 565,792 27,938 0.0183



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