中東・北アフリカ
豊富な資源を背景に成長の見込める中東・北アフリカ地域において、有力取引先との関係強化を図りながら、主力のエネルギーをはじめ、化学品、輸送機、食料などのトレードのさらなる拡大と、強みのあるインフラ・石油ガス関連プロジェト分野に注力していく方針です。
常務執行役員、中東・北アフリカ支配人
津田 愼悟

■地域(市場)におけるオペレーションの特色と2010年度の施策
当該地域は石油を中心としたエネルギービジネスから得た莫大な資金を利用して、資源・エネルギーの川下への展開ならびに、水、電気、住宅、交通といったライフラインの整備を積極的に推進しています。
油価が高値安定の状況下、域内諸国の経済はさらに伸張することが予想され、丸紅としては、事業、トレード、EPCといった広範囲なビジネスのますますの拡大を目指しています。当該地域はエネルギーの貢献度が約7割と非常に高い地域ですが、さらなる拡大に加え、インフラやプラントを中心としたプロジェクト案件、コモディティ基盤の拡大にも注力しています。
2010年度は電力および造水案件ならびに石油ガス関連分野へのプロジェクト参画を目指すとともに、LNGや原油・石油製品の引取はもちろん、食料、化学品、輸送機械などのベースカーゴとなるトレード拡大に注力してきました。
■2011年度の施策
当該地域には、歴史的な経緯によるカントリーリスクやテロの問題に加え、民主化という不安定要素があり、難しい舵とりが要求されますが、当該市場の潜在力は高く、丸紅にとって重要な地域であることに変わりはありません。地場有力先との取り組み強化を推進するとともに、同じく担当地域である欧州のネットワークも活かしながら、広範囲なビジネス拡大により丸紅のさらなるプレゼンス向上を目指します。
