PICK UP -事業会社紹介-

※ 掲載情報は取材当時のものです

京都丸紅株式会社

事業内容

和装呉服を主とした繊維品の製造卸売業

150年以上におよぶ丸紅創業以来の事業を継承


  • 代表取締役社長 梅島 義之

京都丸紅は、和装品すなわち着物の製造卸売業を行う、丸紅100%出資の専門事業会社です。前身は、大阪と並んで丸紅の中心的な事業所だった京都支店。その全営業権を譲り受ける形で京都丸紅が設立されたのは1977年でした。着物の製造と卸売は1858年の丸紅創業当初からの事業であり、京都丸紅の歴史は150年以上前から続くものといえます。社屋のある烏丸通の隣筋は、呉服問屋が立ち並ぶ室町通であり、「京都の着物の中心地」において和装文化を担う事業を続けています。

現在の着物産業そのものは大変厳しい状況にあります。そんな中でも、京都丸紅は、現状維持に甘んじることなく、新たな展開を行っています。

着物人口の拡大という命題に向け、新たな取り組みに邁進


  • 京都丸紅が企画したカジュアルな和装の品々

  • 着物人口拡大の取り組みとして提案している小学生卒業式用の着物

着物市場が縮小していく中で、京都丸紅が行うのは若い世代、レンタル店をターゲットとした事業領域の拡大です。現在は、伝統的な着物を扱うフォーマルきもの部、浴衣をはじめとしたカジュアルきもの部、貸衣装店や撮影スタジオ向けの主に子ども用の着物を扱うレンタルきもの部の3つに分かれています。その3部門すべてで、ブランドの取り入れ、開発には特に注力。そもそもブランド着物は京都丸紅がはじめたもので、スタートは1980年代。最初の商品は山本寛斎氏と組んで出した浴衣でした。

また、いわゆるメーカーが存在しない着物業界において、京都丸紅では「営業企画」として着物のデザインや仕様の開発も行っています。美術大学出身の専任スタッフが、画像や絵を着物の柄として作っていきます。例えば、京都の老舗出版社、芸艸堂(うんそうどう)とのコラボレーション企画では、同社に伝わる木版画を基に、京都丸紅のスタッフが着物としてのデザインを考案し、振袖・訪問着・浴衣へと商品化を実現しました。加えて、丸紅ファッションプランニングと共同で、著名人とコラボレーションしたブランドも数多く立ち上げています。また、アパレルブランドや大手呉服店のファッション着物ブランド向けのOEM事業も活発に行っています。さらに、小学生卒業式用の着物を提案するなど、常に新たな一手が求められるレンタル業界のニーズにも応え続けています。


  • 原宿にオープンした「和風館ICHI TOKYO」

2015年12月には、カジュアル着物の顧客の多くが東京に主な機能を移している現状に鑑み、直営のアンテナショップ「和風館ICHI TOKYO」と、プレスルームとなるオフィスを原宿に出店しました。着物人口の拡大と、販売店や産地といった主要取引先との関係強化を命題とする京都丸紅。新たな時代の着物文化を築くため、今日も新たな取り組みに社員皆が邁進しています。

アンテナショップ「和風館 ICHI TOKYO」

TEL: 03-3409-8001
http://www.wafukan-ichi.jp

京都丸紅株式会社

設立 1977年7月
本社 京都府京都市下京区万寿寺通烏丸通西入御供石町369
TEL 075-342-3330
社員数 76名(2015年3月時点)
資本金 4億9795万円(2015年3月時点)
丸紅グループ出資比率 100%
ウェブサイト http://www.kyobeni.co.jp/

ページTOPへ