【コラム】世界の街から

北京/中国

おすすめスポット in 北京 ~北京の年越し~

松園 大/丸紅北京支店

※このコラムは、世界各地の丸紅グループ社員が、その土地の様子や暮らしぶりについて書いたものです。

今回のおすすめスポットは、隣国・中国の首都、北京からお届けします。

北京には世界遺産が7カ所(いずれも世界文化遺産)もありますし、デザインに特徴のある現代風の建物もあれば、「胡同(フートン)」と呼ばれる古くからの町並みも至るところにあり、観光スポットは枚挙に暇がありません。そんな中、場所としてはありきたりですが、早起きすればとか、タイミングが合えばといったスポットをご紹介します。

■八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)~初日の出は万里の長城で~

日本で初日の出をご覧になられた方も多いかと思いますが、北京で初日の出を見るなら、著名な観光地でもある八達嶺長城がおすすめです。ご存じの通り、万里の長城は春秋・戦国時代から築かれた北方民族の侵入を防ぐための城壁で、全長21,000Kmに及びます。ここ北京でも郊外の近場にいくつか万里の長城の部分を含んだ景勝地があります。その中でも八達嶺長城は、市内から車で1.5時間ほどの半日観光にはもってこいの場所です。

この八達嶺長城の開場時刻は、冬季期間中は朝7時。入口から二手に別れ、北楼側にも南楼側にも行くことができるのですが、初日の出を見るなら北楼側の北四楼辺りがベスト。東の空が赤く染まるところから日の出完了まで、じっくり楽しむことができます。もちろん、気温は零下10℃前後で風も強く、防寒対策は必須ですが、寒さのおかげで気持ちもピリッと引き締まり、いい一年を迎えることができるのではないでしょうか。「長城に至らずんば好漢にあらず」、長城の急傾斜の階段を登りきって清々しい気持ちで初日の出を拝んでみましょう。

■人民大会堂 ~国会議事堂でコンサート?!~

さて、北京市のど真ん中、天安門広場。広場から天安門に向かって左側にあるのが人民大会堂です。ここは全国人民代表大会や中国人民政治協商会議、中国共産党全国代表大会などが開催される日本の国会議事堂に相当する場所です。

こんな政治の色濃い場所で、昨年末クリスマスの夜、世界的に著名なピアニストのコンサートが開催されたため、人民大会堂に入る機会を得ました。

私自身は直近では2015年5月(日中友好交流会)と11月(日本経済団体訪中団の国家指導者との会見)に人民大会堂に入る機会があり、その経験から人民大会堂内の一番広い広間(金色大庁)にステージを設けてコンサートが開催されるものと想像していました。しかし、今回は皆さんもテレビ報道などでご覧になるような大会議場(万人大礼堂)を使用。観客の我々も、あたかも全国人民代表の一員になったような気分で、2時間を越すピアニストの素晴らしいパフォーマンスに酔いしれることができました。

今回取り上げたスポットでのイベントには、タイミングを合わせる必要がありますが、ぜひとも北京の文化を感じていただければと思います。

丸紅グループコミュニケーションサイト『MS+(エムエスプラス)』(2017年1月4日掲載)より

  • 八達嶺長城からの初日の出
  • 朝日に照らされた八達嶺長城

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