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ニュースリリース

米国にて再生可能発電設備を買収する件 〜分散型エネルギー供給設備を活用したエネルギーサービス事業に本格参入〜

丸紅株式会社
2006年8月11日

丸紅は、米国にてエネルギーの最終需要家である事業所・工場向けに直接エネルギーサービスを供給する設備(分散型エネルギー供給設備)、並びに、木質バイオマスを使用した発電設備を、米国大手投資ファンド及びDG Energy Solutions, LLC(分散型電源開発会社)より買収しました。具体的な買収設備は、Fairhaven木質バイオマス発電所(カリフォルニア)、Kings Plazaショッピングモール向け電力・蒸気・空調用冷熱供給設備(ニューヨーク)、Kingston日系化学工場向け電力・蒸気供給設備及び大学・映画スタジオ向け空調用冷熱供給設備(ニュージャージー、ロードアイランド、ペンシルバニア)、Portland地域冷房供給設備(オレゴン)で、供給能力は、電源換算で4万5千キロワットとなります。

当分野への事業進出は、日系企業としては初めてのケースで、丸紅は本買収を足掛かりに、北米地域における分散型エネルギー供給設備を活用したエネルギーサービス事業を、今後3年以内に電源換算で10万キロワット以上に拡大する方針です。同時に、再生可能エネルギーを活用した発電資産の更なる積み増しを図ります。丸紅は、既に約90万キロワットの再生可能エネルギー発電を含む総計約800万キロワットの発電設備容量を保有しており、その実績・経験・ノウハウを活用し当分野での事業拡大を図ります。

数年前に発生したカリフォルニア大停電以降、米国の電力セクターでは、西海岸、北東地域を中心に供給能力不足が短・中期的に深刻な経済・社会問題となっております。これに、昨今の原油価格の高騰が拍車をかける形で、電力を含むエネルギーの効率的利用促進が同地域における各州の政策の最重要課題として位置づけられております。分散型エネルギー供給設備を活用したエネルギーサービスは、最終需要家の実際のエネルギー消費パターンに合わせた効率的なエネルギー供給を可能にするとともに、送電ロスを回避することができる為、社会全体のエネルギー消費の効率化を促進させることが期待されております。

又、再生可能エネルギーの活用は、化石燃料依存率を低め、米国の電力政策の根幹であるエネルギー海外依存度の低減(Energy Independence)に貢献すると共に、全世界的な課題である地球温暖化の抑制、持続可能な経済発展(Sustainability)に寄与する為、社会貢献度の高い事業分野として成長が期待されております。

丸紅は、エネルギー消費効率の改善(Energy Efficiency)、再生可能エネルギーの利用といった社会貢献度の高い事業分野に本格参入する為、今年度より新技術・再生可能エネルギー部を創設し、本買収を足掛かりにして同事業を積極的に拡大していく方針です。先ずは、同種事業に対するニーズの比較的高い米国を中心とし、日系企業へのサービス提供も図っていきます。将来的には、日本・中国等にも対象地域を拡大していきます。

以上

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