インドネシア共和国、スララヤ石炭火力発電所リハビリ案件(ボイラー)を受注
丸紅株式会社
2008年3月6日
丸紅株式会社(以下「丸紅」)はインドネシア国有電力会社(PT.PLN(Persero)、以下「PLN」)向けに、インドネシア共和国ジャワ島西部に位置するスララヤ石炭火力発電所における既設ボイラーの改修工事を受注しました。丸紅は昨年11月にPLN向けムアラタワール複合火力発電所拡張事業を受注しており、インドネシア向け電力案件の連続受注となります。
本プロジェクトは、ジャワ島西部に位置する国内最大の発電所であるスララヤ石炭火力発電所の既設ボイラー1号機・2号機を、延命、効率改善及び出力増加を主目的とした改修をするもので、2010年9月の完工を予定しています。
同既設ボイラーは1984年に、丸紅が米国の大手ボイラーメーカーであるBabcock & Wilcox Power Generation Group, Inc.(以下「B&W」)と協調し納入したものですが、今回の改修工事もB&Wよりボイラー関連機器を購入する予定。
今回の改修工事では、ボイラー効率の向上による発電量あたりの石炭燃焼量の減少に加え、既存設備を環境配慮型の設備へ交換することにより、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)の低減に貢献することとなります。
丸紅は昨年末には、2004年より建設中であったタラハン石炭火力発電所(円借款: 南スマトラ)を完工させており、またその他インドネシアにおいて、ムアラタワール複合火力発電所やタンジュンプリオク複合火力発電所(共にジャカルタ近郊)建設等多数の実績を擁し、同国の約25%(約6,000MW)の電力需給に寄与しています。このように数多くの発電所納入により築いてきたPLN社との信頼関係と、実績に裏づけされたプロジェクト・マネジメント能力及び競争力を高く評価され、今回の受注に結びつけたものです。
インドネシアでは急激な経済発展に伴う電力需給の逼迫に対応するため、ジャワ島内外において大型発電所の新設案件が数多く見込まれている一方、昨年12月には各国代表による国連気候変動会議がバリ島にて開催され、環境問題への関心も高まっており、本件による環境効果も期待されています。
以 上
<PT. PLN概要>
所在地 : Kebayoran Baru, Jakarta, Indonesia
設立 : 1961年
主要株主 : インドネシア政府100%
<Babcock & Wilcox Power Generation Group, Inc.概要>
所在地 : 20 S. Van Buren Avenue, Barberton, Ohio, U.S.A
設立 : 1881年
主要株主 : McDermott International Inc. 100%
<本プロジェクトサイト>

<既設発電所写真>
