レムチャバン&パタヤ/タイ
世界に名を馳せる港とリゾート
軽部 源太/Eastern Sea Laem Chabang Terminal Co., Ltd.
レムチャバン港は首都バンコクから南東約130qに位置するタイ最大の貿易港であり、世界20大港湾のひとつです。
私の出向先であるEastern SeaLaem Chabang Terminal社は1991年のレムチャバン港の開港からコンテナターミナルの一画を運営しており、今年で20周年を迎えることができました。レムチャバン港の拡張は現在も進んでおり、貿易立国であるタイの発展を支えています。
レムチャバンから30qほど南に行くとパタヤという町があります。タレントのはるな愛さんがグランプリを受賞したニューハーフ・コンテストの開催地としてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
パタヤはベトナム戦争時に米軍が保養地として利用したことから発展した世界的にも有名なリゾート地です。欧米、中国、中東、インドなど世界各国から集まった老若男女が、昼夜を問わずゆったりと過ごしているため、一種独特の雰囲気を醸し出しています。
一方、パタヤ郊外には、ジョムティエンやラン島など、静かできれいなビーチがあり、ドリアンやマンゴスチンも食べ放題のフルーツ園や、象に乗ってトレッキングができるエレファントビレッジなど、子供が楽しめる場所もあります。
また、ゴルフの環境も素晴らしく、LPGAの開幕戦を行うサイアムカントリー・オールドコースやジャック・ニクラウス設計のレムチャバン国際など、質の良いゴルフ場が多数あり、また、どのゴルフ場でもキャディーさんがマンツーマンでついてくれるので、気持ちよくゴルフをすることができます。
そんなパタヤが最も盛り上がるのは「ソンクラーン」の水かけ祭りです。ソンクラーンとはタイ旧暦の正月のことで、タイ全土で水を掛け合う風習があります。
パタヤでは4月13日から一週間水を掛け合い、最終日には街中が半狂乱状態で戦場と化します。ピックアップの荷台の子供から水鉄砲(噴射力が日本のそれより大分強い)で攻撃を受け、バーの店内から氷水をかけられ、すれ違う白人観光客が泥を塗ってくるので、少し外を歩くだけで、ズブ濡れで泥だらけになります。
ソンクラン期間中はこの無礼講が法律上も保護されているので、この時期にタイを旅行される方はくれぐれもご用心ください。
美しく整備されたレムチャバン港
盛り上がるソンクラーン
パタヤ・シティのサインボード。遊覧船やモーターボートでラン島に渡れる
サイアムカントリー・オールドコース9番
丸紅グループ誌『M-SPIRIT』No.64(2011年7月発行)より



