HOME > 世界の街から > アジア > 保寧・珍島・華川/韓国

世界の街から

保寧・珍島・華川/韓国

韓国 祭り紀行、自然・食・人の魅力満載!

中沢 稔/丸紅 韓国会社

 日本人の海外旅行先として韓国の人気が高くなっています。ソウル中心部のロッテ百貨店の上層階にある当事務所は、エレベーターが買い物客と共用のため、混雑して乗れないことで有名になっています。

 しかし地方には実にいろいろなお祭りがあることはあまり知られていません。梅、桜、くじら、花火、松茸、朝鮮人参、キムチなどをテーマにしたお祭りが季節ごとに各地で開催されます。この中で、誰でも名前は聞いたことがあるが、ソウルの人でさえ実際にあまり行ったことがないお祭りを紹介します。

■保寧(ポリョン)/マッドフェスティバル
水着で転げ回って泥を体じゅうに塗って楽しむ夏のお祭りです。国際色が豊かで、特に欧米系の人には大受けで、お互いの顔を見て笑い転げています。韓国中部の西海岸に位置する保寧の海水浴場からは、お肌に良い泥がとれ、クレオパトラも愛用したと言われる泥パック美容に適しています。

■珍島(チンド)/神秘の海割れ
天童よしみの珍島物語で歌われている「海が割れるのよう〜道ができるのよ〜」がある南部の島です。毎年4月前後、特定の日の干潮時間に海が割れて2km先の対岸の小島まで道が現れます。道ができると、おばさんたちがせっせとアサリを取り始めます。しかし割れている時間は一時間ほどのため、もたもたしていると島を往復している間に海に戻ってしまい結構あせります。

■華川(ファチョン)/ヤマメ祭り
ソウルの真ん中を走る大河、漢江(ハンガン)の上流、北漢江沿いにある華川の冬の祭りです。
会場には特設プールがあり手づかみでヤマメを取るイベントが呼びものです。Tシャツに着替え、合図で一斉に氷水プールに飛び込み、魚を手づかみします。水に顔をつけて魚を探すと息が止まり、ついでに心臓も止まるかと思うほど冷たかったです。その後は露天風呂に入り、取ったヤマメを刺身や塩焼きに料理してもらいます。ハングル語がへたでも、親切な地元の人と一緒にチャミスル(焼酎)で乾杯すれば楽しさも格別です。

保寧(ポリョン)のマッドフェスティバル 保寧(ポリョン)のマッドフェスティバル 珍島(チンド)の神秘の海割れ 珍島(チンド)の神秘の海割れ 珍島の海割れ。潮干狩りが楽しめる 珍島の海割れ。潮干狩りが楽しめる


丸紅グループ誌『M-SPIRIT』No.70(2012年7月発行)より

このページのTOPへ