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ボルシチ 【ロシア】

赤かぶで赤みを出す世界三大スープの一つで、1年中食されるロシアの家庭料理です。
赤かぶで赤みを出す世界三大スープの一つで、1年中食されるロシアの家庭料理です。

経済発展するモスクワの変わらない味

 今回の「世界の食卓」は、ロシア料理「ボルシチ」の作り方をご紹介します。 ハバロフスク、モスクワでの駐在経験を持つ常原さんご夫婦と一緒に、ロシアンレストラン「六本木バイカル」を訪れました。

 1993年から4年間をハバロフスク、2002年から3年間をモスクワで過ごされた常原さん。2回目の駐在先・モスクワを「経済成長が著しく、郊外には大型のショッピングセンターがいくつも建てられ、値段は高くても手に入らないものはありませんでした」と振り返ります。電気や水道が止まることも日常茶飯事だったハバロフスク駐在時と比べて、モスクワの住環境はよく、常原さんご夫妻のほかにも日本人がたくさん住んでいました。仲間と川下りや魚釣りに出かけて楽しんだことや、釣った魚をその場で豪快に煮込んだウハー(魚のスープ)の格別な味は、忘れられない思い出となっているそうです。

 また、綾子さんは日本人会の友人と近郊の村まで、たびたびグジェリ(700年の歴史を持つ陶器。白地にコバルトブルーの絵柄が特徴)の購入に出かけられたとか。その陶器を使ってロシア料理を楽しんだそうです。
 ロシア料理はスープの種類の豊富さが特徴。中でも食べる機会が多かったのがボルシチです。六本木バイカル店員のターニャさんによると「家庭ごとに独自の味があり、週に何度も食べる料理」とのこと。
 綾子さんは今でも日本で作るそうですが、ボルシチ特有の鮮やかな赤色のもとである赤かぶが日本では手に入りにくいので、常原さんのロシア出張時にはお土産として頼むそうです。「重くてかさばりますが、これを食べると駐在時代を思い出すことができますから」と常原さんは語ってくれました。

「ボルシチ」の作り方(4人前)

材料

骨付き牛肉・・・・・・・・・160g
キャベツ・・・・・・・・・・・・80g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・130g
にんじん・・・・・・・・・・・・110g
トマト・・・・・・・・・・・・・・・50g
赤ピーマン・・・・・・・・・・50g
赤かぶ・・・・・・・・・・・・・160g
じゃがいも・・・・・・・・・・・2個
サワークリーム、マヨネーズ
パセリ、万能ねぎ・・・・・適量
塩、黒こしょう、砂糖・・・適量

調理手順1

調理手順2

調理手順3

調理手順4

調理手順5


    1:2Lの水に牛肉を入れ、塩と黒こしょう、砂糖を加える。20分ほど煮たら取り出し、一口大にきざむ。

    2:2〜3cm角に切ったじゃがいも、千切りにしたキャベツ、赤ピーマンときざんだパセリを牛肉の煮汁で10分ほど煮る。

    3:きざんだにんじんと玉ねぎ、赤かぶとトマトを中火で30分ほど炒め、黒こしょうで味を整える。

    4:3で炒めた野菜を2の中に入れて、強火で2分、弱火にして5分ほど煮込む。

    5:4の中に1を入れ、盛り付けたのち、お好みでサワークリームかマヨネーズ、彩りとしてパセリ、万能ねぎを加えて完成。

    【Chef's Point】
    ●2:コンソメスープでもよいですが、煮汁を使ったほうが本場の味に近くなります。
    ●3:野菜を炒めるときに、バターを少し加えるとコクが出ます。
    ●4:お好みでにんにくを入れると香りが増します。

≪取材協力店≫

ロシアンレストラン六本木バイカル

ロシアンレストラン六本木バイカル
東京都六本木4-12-7 RBビル3F 
【Tel】 03-5770-7742
【交通】都営大江戸線「六本木駅」徒歩1分、
     東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩3分
【営業】17:00〜翌朝5:00(年中無休)

『株主レポート まるべに』 104号(2008年6月発行)より

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