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世界の街から

ワルシャワ(2)/ポーランド

ショパンの音楽が流れる街

木下 圭司/Marubeni Motors Poland Sp.zo.o.

 日本との直行便なし、国際空港直結の電車なし、首都高速道路なしの中東欧に位置するポーランド共和国の首都ワルシャワ。ガイトブック等での情報量も少なく日本人にとってあまりイメージの沸きにくい国ですが、いくつかご紹介させて頂きます。

 検索サイトで“ポーランド”と入れると、予測変換で現在まず出てくるのが“ポーランド食器”です。ポーランド南西部のボレスワビエツで作られ、電子レンジ・オーブン・食洗機にも使用できヨーロッパやアメリカで大変人気があります。日本でも料理本等で紹介されるなど人気が高まってきていますが、日本で購入すると30〜40%程割高となるようです。ちなみに他の日本人宅にパーティーなどでお呼ばれすると、ポーランド食器のオンパレードになること間違いありません。

 またなんと言ってもポーランドと切っても切り離せないのは作曲家ショパンです。ワルシャワ生まれのショパンはポーランド人にも大変愛されており、ショパンの生家やショパンの曲が流れるベンチがあるワジェンキ公園では夏になると毎週末コンサートが開催され、ショパンの音楽と共にのんびりと読書でもして過ごす休日のひと時は最高です。

 一方で、苦難の歴史を現在に伝えるアウシュビッツがあるのもまたポーランドであり、訪れる者に二度と同じ過ちをせぬように語りかけているような気がします。列強の間にあって長い歴史をもちながら母国語であるポーランド語を守り抜いたことをとても誇りにしており、英語ではなく覚えたてのポーランド語で話しかけると大変喜ばれます。

 また、今年はサッカー欧州選手権がウクライナとの共催でポーランドで開催され街は大いに盛り上がりを見せています。ポーランド代表の試合当日は市内のパブリックビューイング会場に10万人ものサポーターが集まると見込まれています。これを機にインフラ面の整備も進んできており、今後また新たな一面を見せてくれることでしょう。

ポーランド南西部のボレスワビエツで作られるポーランド食器 ポーランド南西部のボレスワビエツで作られるポーランド食器 ワジェンキ公園 ワジェンキ公園 ショパン生家 ショパン生家 文化科学宮殿 文化科学宮殿


丸紅グループ誌『M-SPIRIT』No.70 (2012年7月発行) より

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