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イスタンブール(2)/トルコ

トルコ三大肉料理

千葉 敬/丸紅 イスタンブール支店

 私が暮らしているイスタンブールはビザンチンの都として栄えた歴史的な建造物、エキゾチックな中東の風情、ヨーロッパのしゃれた街並みなど、さまざまな顔を持ち、人口も1000万人を超える大都市です。

 そんなイスタンブールの見どころについての紹介は巷のガイドブックに譲るとして、ここではイスタンブールの食について。トルコ料理はフランス料理、中華料理と並ぶ世界三大料理のひとつとされますが、トルコ料理やケバブじゃなくても、ここイスタンブールには皆さまの胃袋と舌を満足させる美味しい料理がたくさんあります。

 今回はその中でも個人的な「トルコ三大肉料理」をご紹介します。

●その1 手羽先 
(トルコ語で「カナット」)
 美味しい手羽先料理の店がイスタンブールにあります。中心街から若干離れた空港近くにあるのですが、これがすこぶるうまい!
 メニューは普通の手羽先と辛口手羽先のみですが、これがトルコのエフェスビールやラク(蒸留酒)と良く合い、2皿でも3皿でもぺロリです。

●その2 トルコ風ハンバーグ!?
(トルコ語で「キョフテ」)
 脂ぎった焼肉系はどうしても……、という方は「キョフテ」を注文しましょう。これは羊肉のミンチにスパイスを練り込んで焼いた、いわゆる肉団子です。有名なキョフテの店には行列ができるほどです。レモンを垂らして食べましょう。

●その3 ジャー・ケバブ
(トルコ語で「ジャー・ケバブ」。そのまま…)
 これは焼き鳥ならぬ焼き羊。よく羊肉を縦に刺し、回しながら焼いて肉をそぎ落とすケバブは目にしますが、横刺しで回してそぎ落とすのがこの「ジャー・ケバブ」の特徴です。そぎ落した肉を鉄串に刺して食べます。羊肉の独特な臭みと脂身が食欲をそそりますが、これが次から次へと出てきて10本も食べれば翌朝は胃もたれ地獄。しかしトルコには50本も60本も食べる猛者もたくさんいるとか。

 イスタンブールを訪れる際には、トルコ料理やシーフードも良いですが、やはり「肉!」。草食系男子も肉食系女子もトルコのお肉を満喫しましょう。

テーブル中央がカナット(手羽先)、白い液体はラク(水を入れると白濁する蒸留酒)、黒い液体はおすすめの黒人参ジュース テーブル中央がカナット(手羽先)、白い液体はラク(水を入れると白濁する蒸留酒)、黒い液体はおすすめの黒人参ジュース ジャー・ケバブの店にて。肉が横刺しで回り、それをそぎ落として食べる ジャー・ケバブの店にて。肉が横刺しで回り、それをそぎ落として食べる 黒海沿岸のトラブゾンという都市には一番うまいといわれるという店のキョフテ(トルコ風ハンバーグ)の店がある 黒海沿岸のトラブゾンという都市には一番うまいといわれるという店のキョフテ(トルコ風ハンバーグ)の店が なぜかカッパドキア。カッパドキアの朝は気球でいっぱ なぜかカッパドキア。カッパドキアの朝は気球でいっぱい


丸紅グループ誌『M-SPIRIT』No.63(2011年5月発行)より

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