2012年

ウクライナ国DERZHEKOINVEST社向け炭鉱地下水飲料水化設備供給契約締結の件

2012年10月18日
丸紅株式会社


丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、ウクライナ環境投資庁(以下「SEIA」)傘下のDERZHEKOINVEST社との間で、東レ株式会社(以下、「東レ」)の限外ろ過膜、及び逆浸透膜技術を活用した炭鉱地下水飲料水化設備供給契約を締結しました。 本件は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)とSEIAが交わしたAAU購入契約に基づいたGIS(※1)事業として実施されるものです。

ウクライナ国東部のルガンスク州では廃鉱からのマンガンや塩分を多く含む炭鉱地下水が河川に流入することによる水質汚染、及び飲料水不足が深刻な問題となっております。
上記問題に対し、丸紅はウクライナ側より日本の最新技術の紹介の要請を受け、東レの限外ろ過膜、及び逆浸透膜を活用した技術を提案し、両国政府の承認を得た上で、契約締結に至りました。
同州政府は州内約20か所の廃鉱からの湧出水を飲料水化することで、水質汚染問題を解決すると同時に、同州の飲料水需要の約三分の一を満たすことが可能となると見込んでおり、本件は同州におけるモデルケースとなります。

丸紅は、引き続き本件のような環境案件に対し積極的に取り組むと同時に、ウクライナにおけるビジネスを拡大させ、同国の発展に貢献して参ります。


※1 GIS:(Green Investment Scheme)
 京都議定書第17条に基づく排出量取引のうち、割当量の移転に伴う資金を温室効果ガスの排出削減その他環境対策を目的に使用するという条件の下で行う、国際的な排出量取引のこと。2009年3月18日に、NEDO-SEIA間でAAU (※2) 3,000万トンの購入契約を締結。同契約においては、NEDOからのAAU購入代金はウクライナにおける温室効果ガス排出削減活動や環境保護活動に使用されることが合意されている。

※2 AAU
  AAU(Assigned Amount Unit)とは京都議定書第3条に基づき、削減目標を持つ先進国(同議定書附属書B国)に割り当てられる温暖化ガス排出枠のこと。


以  上



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