2013年

豪州北西部天然ガス開発プロジェクト向けサーフェスケーシング用高強度肉厚電縫鋼管2千トン初納入【伊藤忠丸紅鉄鋼】

2013年2月7日
丸紅株式会社

~世界初の「X80グレードでの管厚20mm超え電縫鋼管」(*1)~

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(以下「伊藤忠丸紅鉄鋼」、本社:東京都中央区、社長:牛野健一郎)は、オーストラリアのエネルギー開発会社であるSANTOS(サントス)社向けに、X80グレードで外径20インチ、肉厚が20mmを超える極厚電縫管2,000トンを、JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区、社長:林田英治、以下JFE)と共同で受注し全量納入しました。

同製品は、SANTOS社がオーストラリア北西部の海盆で展開する「Crown-1プロジェクト」及び「Winchester-1プロジェクト」(*2)でサーフェスケーシング用(*3)として使用されます。両地域の採掘開始時期は、「Crown-1プロジェクト」 が2012年下半期、「Winchester-1プロジェクト」が2013年上半期目標となっております。
従来、深海の外部圧力に耐える強度と厚みを満たすためにはコストの高いシームレス(継目無)鋼管もしくはUOE鋼管を使用する必要がありましたが、この度JFEが、X80というハイグレードで20mmを超える極厚品をコストパフォーマンスに優れる電縫鋼管にて開発、世界で初めて製品化に成功したものです。
伊藤忠丸紅鉄鋼はSANTOS社との間で25年以上に亘るシームレス油井管供給・サービスの長期契約を保有しており、契約期間中は豪州におけるSANTOS社使用の全油井管を独占供給する事になっております。鋼管供給契約にロジスティクスや技術サポート等のサービス提供を加える事で顧客満足度を高め、関係を強化して参りました。

伊藤忠丸紅鉄鋼はJFEと共同で石油・ガス掘削の基幹部材であるコンダクターパイプの販売に力を入れており長年に亘って全世界のお客様に使用頂いておりますが、今後更に高強度厚肉鋼管の拡販に注力し、世界の資源・エネルギー分野における安全かつ経済的な開発に貢献して参ります。

(*1) 管厚20mm超え高強度厚肉鋼管: X80グレードという高い要求強度の外径20インチの鋼管で、世界で初めて管厚20mm超えの厚みを実現したもの。(本案件の具体的サイズは20”x 20.574mm x 40 ft)

(*2) Crown-1 プロジェクト及び Winchester-1 プロジェクト: Browse海盆(Crown-1)およびCarnarvon海盆(Winchester-1)において天然ガス及びコンデンセイト(常温で液体の天然ガス)を開発するプロジェクト。

(*3) サーフェスケーシング: 石油・ガス井の掘削作業の初期段階において、油井管を外圧から守る強固な外殻として地中・海底に埋設する鋼管。

<SANTOS社の概要>
1954年創立。天然ガス開発大手であり、主に豪州及びアジアで事業を展開。

本社 オーストラリア・アデレード
売上高 約2,530 百万豪ドル (約1,920億円)- 2011年実績
純利益 約753 百万豪ドル (約570億円)- 2011年実績

*76円/豪ドル換算

<地図>

  • Crown-1 Project

    Crown-1 Project
  • Winchester-1 Project

    Winchester-1 Project

<製品写真>

  • <製品写真>

【お問い合わせ先】
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 経営企画部
TEL: 03-5204-3252

伊藤忠丸紅鉄鋼 ニュースリリースは下記よりご覧いただけます。



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